美容点滴・再生医療免疫細胞によるがんの治療について~美容点滴なら銀座ベレアージュクリニック~

2023年6月より、『6種複合免疫療法』として、6種類の免疫細胞を強化する新しいがん治療のご提供を開始いたします。

免疫療法とは

免疫の歴史は古く、紀元前からその存在が知られていました。世界中で人類が感染症や伝染病と戦ってきた歴史の中で免疫の研究が進み、がんと免疫の関係も明らかになってきました。

現在では、がんと闘う複数の免疫細胞が見つかっており、それぞれの細胞が果たす役割が分かってきています。免疫細胞は、がんを発見し、認識し、攻撃することが出来、また複数の細胞がチームプレーで働くことが分かっています。

免疫細胞を強化してがんを攻撃するというアプローチは長年研究されてきましたが、ゲノム解析技術や再生医療技術の発展により、近年急速にその実用化が進んでいます。これからのがん治療にとって、いかに私たちが持っている免疫の力を引き出し、がん細胞と戦わせるかということが、ますます重要なファクターになりつつあります。

6種複合免疫療法とは

6種類のそれぞれ異なる役割を持つ免疫細胞を同時に培養することで、免疫細胞のチームプレーによって高い効果を実現します。

~各免疫細胞の特徴~

① ヘルパーT細胞 

ヘルパーT細胞は抗原刺激に応答して、他の免疫細胞のはたらきを調節する司令塔の役割を果たします。

② キラーT細胞

キラーT細胞は、ウイルス感染細胞やがん細胞を殺傷し排除する細胞性免疫に関わります。

③ NK細胞

ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞は、文字どおり生まれつきの殺し屋で全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球です。

④ NKT細胞

他の免疫細胞を活性化することにより、長期にわたり抗腫瘍効果を発揮する「長期免疫記憶」を誘導する中心的な働きをします。 免疫制御、がん免疫、病原体感染防御など、“種の生存”に不可欠な生体防御の機能を担っています。

⑤ ガンマ・デルタT細胞

ガンマ・デルタT細胞は、NK細胞と同じリンパ球の仲間で、がん細胞を直接攻撃する事の出来る細胞を用いた治療です。

ガンマ・デルタT細胞はNK細胞やキラーT細胞(CTL)とは異なるがん細胞の認識方法の為、活性NK細胞療法などの他の免疫療法と併用とすることで、より高い相乗効果が望めます。

⑥ 樹状細胞

強力な抗原提示能力をもっており、リンパ球に異物(がん細胞・ウイルス・細菌など)の情報を伝えます。 情報を伝えられたリンパ球は、CTLとなって異物を攻撃します。

がん幹細胞への働き

がんを作り出す細胞は、がん幹細胞と呼ばれています。がん化した細胞を攻撃しても、がんを作り出す幹細胞が残っていれば、再びそこからがん細胞が生み出され転移、再発をくり返すことが分かっています。

樹状細胞にがん幹細胞に発現しているがん抗原分子を認識させることで、がん細胞とがん幹細胞の両方を攻撃する、がん幹細胞療法を確立しました。

まとめ

当クリニックでは、「外科手術」、「化学療法(抗がん剤)」、「放射線治療」など、がんの三大療法ではない、「副作用が少ない」「体への負担が少ない」「入院が必要ない」などのメリットがある「第四の選択肢」としてのがん免疫療法の提供を開始いたします。

現在、他院でがん治療を受けておられる方も、治療法の選択肢として、まずはカウンセリングを受けられてはいかがでしょうか?

銀座ベレアージュクリニック

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