28錠7,700円/90錠24,300円/140錠37,000円
【オルガノン正規品】

プロペシア(フィナステリド)とは、アメリカのメルク社が開発し、すでに世界60カ国以上で承認されている男性型脱毛症(AGA)のお薬です。一般名をフィナステリドといいます。日本ではMSD株式会社(旧:万有製薬)が2001年に臨床試験を開始し、2005年10月厚生労働省が承認、同年12月に発売されました。

男性型脱毛症(AGA)とは他の脱毛症とは異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または薄くなり、進行していくのが特徴です。細くて短い髪が多くなり全体として薄毛が目立つようになります。一般的にDHT(ジヒドロテストステロン・AGAの原因物質)や遺伝子が関係するといわれております。AGAは進行性で何もしないと徐々に進んでいきます。進行を抑えるためには早めのケアが必要です。

プロペシアは5α還元酵素阻害薬と呼ばれる薬剤です。男性ホルモンであるテストステロンから合成されるホルモンとして、ジヒドロテストステロン(DHT)があります。このジヒドロテストステロンの方が男性ホルモンとしての作用が強いため、この物質が合成されるほど脱毛を引き起こしやすくなります。そのためテストステロンからより強力なジヒドロテストステロンに合成する過程を抑えれば、男性ホルモンの働きを抑制できることができます。この時に働く酵素として「5α還元酵素」が存在します。つまり、5α還元酵素を阻害することによってジヒドロテストステロンの生成を抑えると、男性型脱毛症の治療となります。
5α還元酵素にはⅠ型、Ⅱ型とあり、プロペシアはⅡ型のみの阻害薬、ザガーロはⅠ型、Ⅱ型の両方を阻害します。

プロペシアは1日1回の内服による男性型脱毛症薬(AGA治療薬)です。
すべての男性に有効であるとは言えませんが、臨床試験のデータを見ると、改善、現状維持を合わせるとプロペシア1mgは約98%以上の方に効果があるというデータがでております。過度な期待は禁物ですが、効果があるかどうか試してみたいという方でもプロペシア1mgの服用を毎日、最低6カ月以上は継続しなくてはなりません。

プロペシアは医薬品ですので副作用もありますが、比較的少ないといわれています。主な副作用として、性欲減退(1.1%)・勃起機能不全(0.7%)等で、まれに全身倦怠感などの肝機能障害の症状があらわれることもあります。副作用のでる可能性は低いので、あまり気にし過ぎるとかえって心因性のED(勃起機能不全)になりかねません。また、プロペシアを服用中の方は献血ができませんので注意が必要です。

プロペシアは「プロペシア錠0.2mg」と「プロペシア錠1mg」の2種類があり、新橋駅前クリニック(現・銀座ベレアージュクリニック)ではどちらの処方も可能です。新橋駅前クリニック(現・銀座ベレアージュクリニック)では「プロペシア錠1mg」の方が主流となっていますので、「プロペシア錠0.2mg」をご希望の方は来院前にお電話いただくか、診察の際にお申し付けください。また、「プロペシア錠0.2mg」は28錠入りの1種類しかありませんが、「プロペシア錠1mg」の方は28錠入りの他に、90錠と140錠入りがあります。すべて使用期限が約2年ありますので、新橋駅前クリニック(現・銀座ベレアージュクリニック)では最大で約2年分の処方が可能です。

プロペシアの処方について

  • 初診、再診問わず診察料は一切かかりません。
  • 来院からお薬の処方まで5分~10分程度です。
  • 28錠からの処方になります。
  • 保険証は不要です。
  • 服用中のお薬がある方は分かるようにしてご来院ください。