その後、MSD株式会社の持つプロペシアの特許が満了を迎えた為、プロペシアジェネリック(後発品)として、2015年4月ファイザー株式会社、2016年3月に沢井製薬株式会社から販売が開始されました。製品名は「フィナステリド錠」です。また、現在ではクラシエ薬品株式会社、東和薬品株式会社からも発売されています。
新橋駅前クリニックでは、フィナステリド錠「ファイザー」とフィナステリド錠「サワイ」の取扱いをしております。
「フィナステリド錠」(プロペシアジェネリック)はプロペシアと主成分、効果、副作用等が同じです。プロペシア(先発品)と違い、研究・開発費がないため安価で発売されるのが特徴です。
2016年6月に第2のAGA治療薬としてザガーロ(デュタステリド)がグラクソスミスクライン社から発売されました。ザガーロ(デュタステリド)はプロペシア(フィナステリド)同様5α還元酵素阻害薬ですが、5α還元酵素にはⅠ型、Ⅱ型とあり、プロペシア(フィナステリド)がⅡ型のみの阻害薬であるのに対し、ザガーロ(デュタステリド)はⅠ型、Ⅱ型の両方を阻害するとあって、プロペシア(フィナステリド)より効果が高いと言われています。ザガーロ(デュタステリド)の臨床試験では、プロペシア(フィナステリド)より発毛効果が約1.6倍あるという検証結果が出ています。
新橋駅前クリニックでは発売開始以降、プロペシア(フィナステリド)からザガーロ(デュタステリド)に移行された方、以前までプロペシア(フィナステリド)を服用していたがやめてしまっていた方がザガーロ(デュタステリド)でAGA治療を再開、という方も多くいらっしゃいます。
「どれが一番人気ですか?」という質問をよく受けます。新橋駅前クリニックでは、内服のAGA治療薬として、プロペシア(MSD)、フィナステリド(ファイザー)、フィナステリド(サワイ)、ザガーロ(グラクソスミスクライン)、アボルブ(グラクソスミスクライン)を取り扱っておりますが、やはりプロペシアの人気が高いです。
さらに、フィナステリド(プロペシアジェネリック)は今後他社から発売されることになれば、価格は現在より下がるかと考えられますので、服用されている方のご負担も軽減されます。
もちろん個人差がありますから、プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)のどちらが良い、ということではなく、ご自身に合ったお薬を服用されて下さい。
ご予約不要ですので、お気軽にご相談ください。
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