医薬品メーカーが、日本で最初に開発・承認・発売された薬を新薬(先発品)といいます。
それを「ジェネリック医薬品(後発品)」といいます。
「ジェネリック」とは「一般的な」という意味、「ジェネリック医薬品」とは効果・効能、安全性が確立された医薬品という意味です。
新薬(先発品)が承認・販売されるまでの開発期間は15~20年、開発費においては150~200憶円かかるともいわれております。莫大な費用と時間を回収、そして利益を生むためにも医薬品メーカーは特許を取得するわけです。
しかし、ジェネリック医薬品(後発品)はすでに安全性・有効性が確認された有効成分を使用するため、短期間での開発ができます。新薬(先発品)に比べ少ない費用で薬の開発・製造が可能になり、ジェネリック医薬品(後発品)は新薬(先発品)よりも価格を抑えることができます。そのようなことから、ジェネリック医薬品(後発品)は新薬(先発品)よりも低価格なのです。
新橋駅前クリニックでは、ジェネリック医薬品(後発品)「プロペシアジェネリック(フィナステリド)」の取扱いをしております。メーカーは「ファイザー」「サワイ」「トーワ」の3種類です。
そこで、患者様から「何が違うのですか?」というご質問がよくあります。プロペシア・プロペシアジェネリックともに主成分(フィナステリド)は全て同じで、同量です。主成分をコーティングするのに使う添加物がメーカーにより異なります。
その他添加物:結晶セルロース、乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ
その他添加物:無水乳糖、アルファー化デンプン、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、ポビドン、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、マクロゴール400、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マグロゴール6000、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄、黒酸化鉄
その他添加物:カルナウバロウ、結晶セルロース、酸化チタン、三二酸化鉄、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ステアリン酸マグネシウム、タルク、デンプングリコール酸ナトリウム、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、部分アルファー化デンプン
その他添加物:乳糖水和物、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、トリアセチン、タルク、酸化チタン、三二酸化鉄
その他添加物の欄で、添加物名に罫線_が引いてあるものが、プロペシアでは使用されていない添加物です。
新薬(先発品)とジェネリック医薬品(後発品)どちらが効果的なのかは、医師には判断しかねることがあり、服用してみないと分かりません。基本的には効果・効能は同じですので、ご自身に合った薬を服用することをオススメします
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