ED治療・ED治療薬の基礎知識について~ED・AGA治療なら新橋駅前クリニック(現・銀座ベレアージュクリニック)~
1. EDとは?
ED(勃起不全) = 性行為に十分な勃起が得られない、または維持できない状態
【原因は大きく3つ】
❶ 器質性(動脈硬化・糖尿病・神経障害など身体的要因)
❷ 心因性(ストレス・緊張・うつ病など心理的要因)
❸ 混合性(両方の影響)
2. 代表的なED治療薬(PDE5阻害薬)
現在、日本で承認されている主要なED治療薬は以下の3種類です。いずれも「PDE5阻害薬」というタイプで、勃起を助ける働きをします。
●シルデナフィル(バイアグラ・先発品)
世界初のED治療薬(1998年承認)
効果発現:約30〜60分
持続時間:約3〜5時間
性的刺激によって血管を拡張させ、陰茎への血流を増加させることで、勃起をサポートする働きがあります。
空腹時に効果が出やすい特徴があります。
●タダラフィル(シアリス・先発品)
効果発現:約30分〜1時間
持続時間:約24〜36時間
食事の影響を受けにくく、特に効果の持続時間が長いのが特徴です。
服用後、約36時間効果が持続するため、「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。
●バルデナフィル(レビトラ・先発品、製造終了)
効果発現:約15〜30分
持続時間:約4〜8時間
バルデナフィルは、レビトラのジェネリック医薬品です。
レビトラは安定供給が難しいといった理由で2022年3月までに製造終了しており、
レビトラと同等の効果が得られる薬を使いたい場合は、ジェネリックのバルデナフィルをご使用ください。
※いずれも、ジェネリック医薬品の登場により、価格が下がり利用しやすくなっています。
3. 作用の仕組み
❶ 性的刺激によって「一酸化窒素(NO)」が分泌され、
❷ それが血管を拡張し、陰茎に血流が集まることで勃起につながります。
(ポイント)
・これらPDE5阻害薬は、血流を妨げる酵素(PDE5)の働きを抑え、勃起をサポート
・つまり ➡ 薬だけで勝手に勃起するわけではなく、性的刺激により勃起につながります。
4. 使用上の注意
・一日の使用は原則1回まで。
・「硝酸薬(狭心症の薬)」と併用すると重い低血圧の危険性があるため使用禁止となります。
・高血圧・糖尿病・心疾患など持病がある人は医師に必ず相談しましょう。
・副作用:顔のほてり、頭痛、鼻づまり、動悸、消化不良などがよくみられます。
・稀に視覚障害(色の見え方の変化)、聴覚障害なども報告あります。
5. 購入方法
・日本では基本的に医師の処方が必要です。
・医療機関の対面診察、またはオンライン診療でも入手可能です。
・海外通販サイトによる購入は、偽物や安全性リスクなどの理由から注意が必要となります。
6. 生活習慣との関わり
・EDについては、薬に頼るだけでなく、「禁煙」「適度な運動」「十分な睡眠」「過度な飲酒を控える」
「糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病の管理」などで良くなることがあります。
7. サプリメントとの違い
・治療薬:科学的に効果が証明され、医師の処方が必要(国内では医薬品)
即効性があり、明確に作用機序がわかっています。
・サプリ:マカ、亜鉛、アルギニンなど。
性機能改善や精力増強をサポートしますが、医学的なED改善効果は限定的です。
即効性はなく、あくまで栄養補助となります。
【まとめ】
ED治療薬は「勃起を助ける薬」であり、「性欲を増す薬」ではありません。
持病との関係で注意は必要になりますが、安全性の高い治療薬となりますので、
当クリニックの専門医としっかりと相談して使用してください。

