48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)等であった。
- 重大な副作用 肝機能障害(頻度不明)があらわれることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- その他の副作用 次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
種類/頻度 | 頻度不明注1) | 1 ~ 5 %未満 | 1 %未満 |
過敏症 | 瘙痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む) | ||
生殖器 | 睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)注2) | リビドー減退注3) | 勃起機能不全注3)、射精障害注3)、精液量減少 |
肝臓 | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇 | ||
その他 | 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい |
注1)自発報告あるいは海外において認められている。
注2)本剤の投与中止後に、精液の質が正常化又は改善されたとの報告がある。
注3)市販後において、投与中止後も持続したとの報告がある。
よく性欲減退や勃起機能不全などを心配される方がおりますが、本剤を服用するとDHT(ジヒドロテストステロン)が減少し、性ホルモン(テストステロン)が微増するので、男性機能の低下は起こり得ないと言われております。
なお、肝機能に障害がある方は、本剤の代謝が主に肝臓で行われるため、服用の際は医師との相談が必要です。本剤を服用することにより全身の倦怠感や食欲の不振を感じる場合は肝機能に障害のある可能性がございます。念のため医師の診察を受けてください。
プロペシアに併用禁忌薬はありません。
プロペシアの処方について
- 初診、再診問わず診察料は一切かかりません。
- 来院からお薬の処方まで5分~10分程度です。
- 28錠からの処方になります。
- 保険証は不要です。
- 服用中のお薬がある方は分かるようにしてご来院ください。