ストレスでEDに。

20代・男性

3年ぶりに彼女ができ、性行為をすることになりました。今まで3回程機会がありましたが3回ともいざ挿入となると萎えてしまい駄目でした。「久しぶりだから」「お酒を飲みすぎた」など理由をつけて誤魔化してきました。それに加え4月から新しい仕事になり、その環境からくるストレスが原因なのか、彼女にも申し訳ない気持ちで一杯ですし、初めての経験なので戸惑っています。
自慰行為は問題ないし、年齢的にもまだまだ大丈夫と思っていたのでEDの事は全く考えてもいませんでした。しかしネットや雑誌などで調べてみると自分もEDなのではないかと思いはじめ、次の性行為も上手くいかないのではないかと思うと不安ばかりが募り…。
このまま悩んでいても余計にストレスが募る一方でしたので思い切って薬を試してみようかと医療機関を受診しました。恥ずかしがって悩んでばかりいたので、なんでもっと早く受診しなかったんだろうと今は思います。
おかげで彼女とは臆することなく性行為が出来るようになりました。

会社の倒産、離婚、そしてEDに。

30代・男性

33歳の時、勤めていた会社が突然に倒産。その精神的ショックで私はEDになりました。それまでの生活は仕事一色。1日の平均睡眠時間は3~4時間で、顧客のために、会社のためにと頑張っていました。私は深く落ち込み、同時に週に1~2回あった妻とのセックスができなくなってしまったのです。
セックスレスになって半年後、妻に離婚を切り出されました。「別れたい理由はセックスレスだけではない」「あなたは仕事仕事で家庭を全く省みてくれなかったので、気持ちは冷めていた」「心が離れ、そして体まで離れてしまっては、もはや一緒にいられない」と妻に言われ、返す言葉がありませんでした。
あれから5年が経ち、新しい会社に就職して、仕事もマイペースでやっているにもかかわらずEDは治りません。何人かの女性とつき合いましたが、1~2回目は「仕方ないね」などと言うのですが、3回目以降は連絡が途絶えるという現実。ただ、最近つき合い始めた彼女だけは「焦らないで一緒に治していこう」と言ってくれました。

EDが糖尿病の自覚症状だったとは…。

40代・男性

2年前から急にEDになってしまいました。妻は私がEDになったことに気づいており、ある日「これってEDじゃない?」と言われました。彼女もはっきり言うべきか、すごく悩んだ上で、勇気を出して聞いたそうです。
思い切って近隣の病院で診てもらい、ED治療薬を処方されました。不安を感じながらも薬を服用して性交渉にのぞみましたが、途中で中折れ状態に。ED治療薬を飲んでも上手く行かなかったので落ち込みました。
私は30歳を超えたくらいからメタボ気味で、このままではさすがにまずいと思い、ジムに通って体重や体脂肪を落としたりと、自分なりに健康を意識してきました。しかし会社の健康診断で糖尿の傾向があるといわれて再検査に行ったところ、糖尿病と診断されたのです。糖尿病や血管の病気があるとEDになりやすい、と何かの本で読んだことがありましたが、まさかこの自分が糖尿病になっていたとは。EDに気づいていながらきちんと自分健康管理が出来ていなかったことに後悔する日々が続いていました。
しかし、先日会社の同僚とゴルフに行ったとき思い切ってEDについて聞いてみたのです。すると驚いたことに同僚の中にもEDの経験者がいたのです。ED治療薬を服用しても上手くいかなかったことを話すと、1度目の服用で効果が無くても何回か服用すると効果が出てくることもあると教えてくれました。1度であきらめる事は無かったんですね。しばらくジム通いも続けながら、ED治療薬を試してみようと思います。

生活習慣病からEDに。

50代・男性

お酒とタバコは若い頃から毎日。甘いものと脂っこい食事が大好きで、運動は通勤の往復だけ。そんな私に生活習慣病が宣告されたのは55歳の時でした。
会社の健康診断で軽度の糖尿病と診断され、投薬治療が始まりました。その後、高血圧も発覚し、血栓予防の薬と降圧剤も飲むようになりました。さすがにショックでそれまでの不摂生を反省して、生活はガラリと変えましたね。禁酒禁煙、毎日の食事はカロリー計算したり。辛かったけど、背に腹は代えられません。しかし、それからほどなく更にショックなことにEDになってしまいました。
50代半ばになっても私は割と性欲が盛んで、若い頃と変わらずに週に1度くらいのペースで妻とセックスを楽しんでいました。糖尿病とEDの関係は知っていましたが、自分は大丈夫だと根拠もなく信じていただけに焦りましたね。妻は「もう歳だし、いいんじゃない?」と慰めてくれましたが、何だか男として終わってしまったように感じて、あきらめきれなかったんです。
思い切って主治医の先生に相談してみたところ、先生は「今飲んでいる薬なら併用しても大丈夫でしょう」とED治療薬を処方してくれました。最初は懐疑的だった妻も、その効果を認めてくれたようです。タバコも止め、好きなものも思いっきり食べられない、そんな日々の中でセックスが復活したことは、私にとって生きる活力を与えてくれたように感じます。

加齢による衰えとあきらめたくない。

60代・男性

57歳の時に単身赴任で家族と離れて暮らすことになりました。帰るのは月に1度くらい。妻も毎月のように赴任先へ来てくれたので、2週間に1度くらいは性生活がありました。
初めの頃は新婚に戻ったようで新鮮な気持ちでしたが、そのうち勃起するまでに時間がかかるようになり、“中折れ”することも多くなり、ついにほとんどダメになってしまいました。妻には浮気を疑われました。「目の届かないところで何しているの?」って。こちらも原因が分からないだけにイライラし、夫婦の仲もギクシャクするように。3年後に家へ戻った時には寝室は別々になっていました。それから11年、何とかして男として復活したいと精力剤を試したり、いろいろな本を読んで調べましたが、やはり加齢によるものなのか・・・と一時はあきらめていました。
しかし同年代の友人と話していると、みんなまだまだ盛んな奴が多い。中には糖尿病でEDになったが、適切な治療のおかげで、また性生活を楽しめるようになったという話もあり希望が持てました。これまでは体も悪くないのに薬を飲むことに抵抗があったのですが、そういった話を聞いて、私も専門医を受診することにしました。